ペインクリニシャンのよもやま話
疾患と検査項目
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〒517-0011
三重県鳥羽市鳥羽
2丁目6-71

TEL:0599-25-4011

駐車場10台完備

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ペインクリニックとは神経ブロックという技術を使い痛みや痛みは無いが自律神経が関与している疾患を対象に治療をする診療科です。

 痛みを伝えている神経や自律神経のひとつの交感神経を落ち着かせる事によって、痛みの悪循環を断ち切り、血行を良くすることによって、患部の治癒を促進し、痛みをとります。

 過去には疾患が治癒していく指標として痛みは重要でしたが、検査技術の進んだ現在では、痛みによって疾患の状態を知る必要は無く、逆に痛みが有ることによって引き起こされるさまざまな事、例えばストレスによる免疫の低下、うつ状態、食欲低下、血行不良などが原疾患の治癒を遅らせていく事がわかりました。

 そのため早急に痛みを取る治療が必要となりペインクリニックができ、発展してきました。まだまだ一般的ではありませんが、痛みでお困りなら一度お近くのペインクリニックを受診される事をお勧めします。

ペイン担当 副院長:和気陽一郎

県立宇治山田高校卒業
東京医科大学卒業
三重大学第2内科にて研修
三重大学大学院
東京医科大学助手
平成14年より和気内科ペインクリニック勤務
(東京医科大学麻酔科医局員)

・日本ペインクリニック学会認定医
・山田赤十字病院登録医
・志摩病院病院連携医

 ペインクリニックとは神経ブロックとそれ以外に薬物、光線療法、理学療法、鍼などいろいろな手段を取り入れて痛みを治療する部門です。また神経ブロックのひとつの作用、交感神経の緊張を解くことによる、痛み以外の疾患も治療します。
 現代はストレス過多の時代と言われます。ストレス過多とは自律神経のひとつの交感神経が異常に亢進、緊張した状態と言えます。神経ブロックはこの交感神経の緊張を解き、血行を良くして、免疫やホルモン分泌の異常を元に戻し、自然治癒力の回復や病気の予防、また、ストレスによって引き起こされるさまざま症状にも効果があると言われています。このように、多岐の疾患に効果のある治療法ですが、局所麻酔薬を主に使用し、時には神経の近くまで深く針をさすと言う特殊性から危険な治療法と思われ、まだまだ一般的ではありません。

 もちろん、針を刺してはいけない場所、薬を入れてはいけない場所があります。それを知らずに治療を行なうのはたいへん危険な行為と言えます。しかしそれを熟知して臨床経験豊富な、ペインクリニック学会認定医の元で行なえば、決して危険な治療ではありません。とはいえ、針を刺すと言う痛みを伴う治療でもあるので、当院では十分に説明し納得していただいてから、治療を行なっています。無理にブロック療法を勧めることはしません。また不測の事態に備え、酸素吸入、異物吸引器、生態モニター等を完備し、設備の上でも安全に気を配っております。

 私が大学病院勤務時代、スキーをしていて転倒しギックリ腰になってしまいました。あまりの痛みに腰を曲げたまま動けなくなり、何とか家に帰ったものの、勤務があるというのに動けませんでした。ペインクリニック外来に担ぎ込まれ、硬膜外ブロックと言う神経ブロックをうけました。2時間後、何とか動けるまで痛みが退きこの治療の効果を体感しました。この体験以降、それまでに増してこの治療法が好きになりました。

 私はこのすばらしい治療法を痛みでお困りの皆様に安全、確実に行い、微力ながらペインクリニックを世の中に拡められるよう努力したいと思います。

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